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2006年5月 1日 (月)

あの包丁はギロン?

●『小さき勇者たち~ガメラ~』

 先の復活(もう11年も前になるのか!)の際、彼の小中ブロスが提出したプロットは「子供が拾った卵から生まれた子亀がガメラへと成長していく」と云うものだったそうで、今回はある意味本来の姿に戻ったガメラ、って事になるのでしょうか。やっぱ金子三部作は鬼子だなあ(ダメと云ってるのではない)。所謂“本格怪獣映画”の枷を外しての仕切直しだ(だから怪獣の出自とかを問うてはいけない、色々それらしい理屈や説明を求めるなって事なんだろうけど…)。

 佳作だとは思います。リアルすぎる日常を描写した前半が、特に素晴らしい。人を喰うジーダスも憎らしくて素敵(笑)。でも、丹念な前半部分でちりばめられたドラマが、後半に向けてひとつに収束していくような感動がないんだよね。父と子の関係、少年とお姉さんの淡い交流、子の亡き母への想い、小さくて大きい友達(当然、ガメラ含む)との絆、どれもがちょっと中途半端なので、クライマックスの“お守りのリレー”も唐突な感覚が否めなかったり(手術って、結局それを成立させるためのアリバイでしかないし)。凄く丁寧に撮られているだけに、そうしたもう一息、な部分はとても残念だったなあと思うのです。

 むしろ、この作品の中に見られる、「“平成ゴジラ~ガメラ~ウルトラ~ライダー”を経たからこそ(映像的にもお話的にも)出来る一つの到達点」とゆー部分が感慨深かったです、怪獣映画ファンとしては。

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