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2006年12月 3日 (日)

ある面、やはり時代を写してはいる。

●『ウルトラマンメビウス』 第32話/怪獣使いの遺産

 平和ボケ、なんて大雑把すぎるくくりでは言い表せるとは思わないけど、考えてみれば、“終戦~『帰ってきたウルトラマン』”よりも“『帰ってきた~』~現在”の方が長い時間経過してしまっているんだよね、もう既に。平和で物質的にも満たされた時間がいかに続いていることか。そりゃ、かつての作品のようなネガティブさの塊のような物は作り難いだろうし、それを観る側が求めているとも思えないのが真実でしょうよ(ツラい現実、って観点からすれば、現在はかつてより遙かに息苦しくなってもいるし)。せめて子供向け作品では浮世離れしすぎるくらいにポジティブに、って気持ちも分からないではない。いや、その方がむしろ正しいのでしょう、正常な大人の判断としては。でもやはり甘っちょろすぎないかと思う訳ですよ。甘い絵空事を子供番組で語ることに対しては、全く異議はないのだけど、わざわざアレを引っぱり出してきて“イイ話”に仕立て上げてしまうのは如何なものなのかと。どうにも居心地の悪さだけが残った回でした。


 あ、一応。自分は確かに『帰ってきた~』世代だけど、俺らの先輩方が(過去の作品群に対して)“格付け”して下さった評価をそのまま受け入れている訳ではありませんから。“11月の傑作群? ふーん…”って感じ。


              *               *

 それはそれとして、遅ればせながら実相寺昭雄監督のご冥福を心よりお祈りいたします。…今年はなんて年なんだ(涙)。

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