« ゆきあつ(笑) | トップページ | 『花咲くいろは』 第二十話/愛・香林祭 »

2011年5月24日 (火)

『花咲くいろは』 第八話・走り出す

 リアリティとか、そんな云い方は安っぽすぎるので使いたくはないのだけど…。“青春お仕事ストーリー”なんつー立脚点、基本設定(舞台)からしてちょっと失敗しているのじゃないかと思うのですよ。

 以前から気になっていたのだけど、要は学園物のノリそのまんまなんだよね、この作品。学生ノリだから許させるユルさ、学校と云うある種の特殊な閉鎖環境であるからこそ通用する独特かつ強引な設定や展開、人間関係なんかをそのまま“職場”である舞台に適用してしまっているから、「旅館屋さんごっこ」しているようにしか見えない。いっそのこと「旅館部」辺りの部活動、って事にして欲しいくらいで(笑)。前回みたいな思い切りギャグに振った話ならともかく(あれだって正直「違うだろ!」とは突っ込みたいところではあるのだけど、それはまあw)、一応シリアスな展開の今回になるととたんに馬脚を現してしまう、と云うか…。「潰れる寸前のやる気のないダメ職場が新人(素人)の主人公が刺激になって良い方向に成長していく」ってのは、お仕事ストーリーのテンプレートで、それ自体はいいと思うのだけど、別に喜翠荘はそこまでダメ旅館に描かれていたわけでもないハズなのに、いきなり今回緒花を持ち上げるためだけに周りを貶めている風にしか見えない描写ってのは如何なものかと思うのです。だから全く緒花の“走り”に共感できない。「大人と子供」「プロと素人」のきちんとした描き分けも出来ていないのに成長物語もないでしょうと。いきなりご都合主義で覚醒するバトル漫画の主人公じゃあるまいし(笑)。むしろ、そうした作品との明確な線引きを期待していただけに、こうしたグダグダな展開にはちょっと失望させられてしまったというのが本音であります。いやまあ、こちらの勝手な思いこみではあるのですが…。とにかく次回、どうまとめてくれるのやら。

 キャプチャーはまた後日。そちらはユルめの方向で(笑)。

|

« ゆきあつ(笑) | トップページ | 『花咲くいろは』 第二十話/愛・香林祭 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/132677/51753716

この記事へのトラックバック一覧です: 『花咲くいろは』 第八話・走り出す:

« ゆきあつ(笑) | トップページ | 『花咲くいろは』 第二十話/愛・香林祭 »